平成28年第四回定例会も大詰めに。


11月25日に開会した平成28年第四回定例会も、今月19日の閉会日に向けて、本日は最後の議会運営委員会(議運)が開かれていますが、協議すべき内容については相変わらずの平行線となったまま、時間ばかりが経過しています。

中身は今定例会の開会前から継続しているもので、総括質疑や一般質問の在り方、それらを決する場となる議運による採決の是非などについてです。

これまでの座間市議会議運では、全会一致を原則として協議が図られてきました。

これは、議員それぞれの立場や権能を護るためとされ、その考え方については「なるほど」と理解をする部分もあるのですが、だとすると1人(或いは複数)の賛同が得られない場合、何一つとして物事が決められない、結果として議会改革か進まないという事にもなりかねません。

現に、過去の議会改革特別委員会に於いても、意見の分かれる分野の改革案は「合意に至らず」の一言でまとめられてしまい、結果として議論が深まりやすいと言われる「一問一答」方式の導入も棚上げとなったまま。

私が所属する「自民党・いさま」(旧「新政いさま」)では過去「イデオロギーの異なる議員が集まって行う議会報告会では、報告者によって市の政策や施策についての評価が異なるため、参加者の期待するような報告は難しい。議員それぞれが市政報告などで政策や施策の紹介、評価などを行なっているのだから必要性は感じられない」と、開催に否定的な意見でしたが、他の会派からは「議会全体の取り組みとしたいので、「新政いさま」(当時)にも参加してほしい。」と嘆願され、「純粋に議会とは何をするところかといった説明に限定するのなら」と参加を決めた経緯がありました。

議運は議会をどのように運営していくのかという協議・交渉の場なのですから、お互いの意見がぶつかるのは当然ですし、その中で着地点を見つけるために歩み寄る。

これが求められているのが、今期の議運だと考えています。

当初の見込みではお昼まではかからないと思われていた議運ですが、内容が平行線のまま、まだ少しの時間が必要なようです。